ペダルカバー

ドモでーす!
永遠の若手w
製造部の高崎で御座います。

梅雨入り宣言も出て?(出た?笑)
気温もグッと上がってじめじめした季節になってきましたねぇ~

さて。
当社の工場内も熱気がむんむんみなぎって来ている今日この頃ですが
そうなってくると人間、疲れも溜まって足元も覚束なくなってきますよネ。

弊社の生産設備にも足でペダルを踏んで操作する機会が多くあるのですが
その殆どに間違えてペダルを踏んでしまわない様にとペダル本体を覆うカバーが取り付けられております。

こうなっていれば万が一、ペダルの上に物を落としてもペダルを保護してくれますょね。

トコロがです!
当社でも毎日使用し!なんなら工場内で最も稼働率の高い機械のペダルにカバーがついていなかった!!!

衝撃の事実でした。。。
この事に気が付いたのは当社自慢の優秀なインドネシアからの実習生!
我々は与えられた物を当たり前の様に使っていてその不自然さに気が付いていませんでした。。。

それならば!
とうぜんモノ作りを生業としている会社ですから!
サクッと作っちゃいましょう!となる訳です。

先ずは既存のペダルを観察、採寸して取り付け方法と構造を考えラフにマンガ画を描きます。

ちょっと端折ますが、各部材を板から切り出し~曲げて~皿穴加工やタップ加工等。。。必要な下準備を行います。

カバー本体は3枚の鉄板を「溶接」と言われる電気で鉄を溶かして接合する機械で合体させます。

溶けてくっついて、サッと削るともう継ぎ目が分からない程になります。

ビードが不安定で曲がってるし、角も欠けてるじゃねーか!って玄人さんの指摘が聞こえてきそうですが。。。
そこは永遠の若手の作業って事で眼をつぶってやって下さい・・・

そうして仕事の合間で加工をして1週間ほどで完成!

本来であれば塗装をして仕上げるのですが、現在当社の鬼軍曹が溶接の修行の旅に出ておりまして。
その鬼軍曹に評価・指導をして頂かなければいけないので今は素地のままです。笑

最後に指摘してくれた実習生に実際に足を入れてもらって動作確認。

本人も喜んでいました~

こういったゼロからのモノ作りが製造業の醍醐味です!

この記事を見て面白そうだなぁーって思ったそこのアナタ!
クルマやバイクが趣味で毎日ガレージで爪の間を真っ黒にしているアナタ!!
今や当たり前の様になったD.I.Yと言う名の遊びにはまったアナタ!!!

興味があれば是非、翔南産業の門を叩いてみて下さい。
毎日イヤと言うほど金属を触れますよぉー笑